英語でプレイするのにおすすめ？のゲームの話
前回、前々回に引き続き、今回も英語でプレイできるゲームを紹介していくのですが、今回のものに関しては「おすすめ」のゲームというわけではないです。
というのも今回紹介するものは、上級編ではなく「超上級編」と銘打っているように、英語中級者には明らかに荷が重く、場合によってはネイティブですら「何言ってるかわからん」という状態になりかねない作品だからです。
そのため、プレイするにしても一通りの事前知識は入れておく、あるいはある程度世界観が理解できるまでは日本語でプレイする、などの工夫をすることをおすすめします。
ちなみに今回紹介するゲームタイトルは「原神」と「Cyberpunk 2077」なのですが、原神に関してはSteamで販売しているわけではないのでご留意ください。
また、今回のプレイヤーの英語レベルは最低でも英検一級以上を想定しています。
では、以下ゲームの紹介です。
初級～中級者向けのおすすめゲーム記事はこちら
中級者向けのおすすめゲーム記事はこちら
超上級者向けにおすすめ？のゲーム（英検一級以上）
原神
ジャンル：RPG
英語難易度：★★★★★★
こちらはかなり有名な中国産のRPGゲームで、広大なテイワットという地域を舞台に、不思議な力を持った旅人が兄or妹を探す旅に出る。という内容になっています。
このテイワットにはそれぞれ独自の文化を持った国々が存在しており、そこにはそれぞれ信仰されている神様がいて、不思議な魔法のような力を使える「神の目」と言われる宝石を持った人間が……
と…………物凄く作りこまれた世界観が広がっているのですが、この内容がめちゃくちゃ難しいです。
そして世界観が難しいだけでなく元が中国語なため、それを英語に直した場合、文章量がとんでもなく多くなります。さらに元々キャラの掘り下げのためにどうでもいい会話が長々と繰り広げられる仕様となっており、この辺りは日本語でも英語でも「話が長い」「会話スキップを導入しろ」とたびたび苦言を呈されるほど。
さらにそこで使われる単語も大変レベルが高い物が多く、英検一級やそれ以上の物がゴロゴロ登場します。
まとめると原神は
・そもそもの世界観が難しい
・元が中国語なので英語の文章が物凄く長い
・言語に関係なく冗長な会話
・単語のレベルも非常に高い
などの要素から英語の難易度が非常に高く、前回までに紹介したゲームとの間には必要な英語力において超えられない壁が存在します。
ちなみに自分もメインストーリーはまだしも、音声がなく本筋と全く関係のないサブストーリーなどになると、わからない、つまらないが相まって、ボタン連打で必死にスキップしていることがよくあります。
ただ全体的には、超美麗なグラフィックに感動するメインストーリー、可愛いキャラと、基本無料で遊べるとは到底信じられないクオリティなので、英語の勉強に関係なくおすすめできるゲームとなっています。
Cyberpunk 2077
ジャンル：アクションRPG？
英語難易度：★★★★★★★★
Cyberpunk 2077は犯罪だらけの超危険な近未来の街「ナイトシティ」を舞台に、主人公Vが成りあがっていくストーリーとなっており、まさに近未来版「GTA5」といった感じのゲームです。
舞台となるナイトシティにはいくつかの犯罪者集団が存在していたり、体をあえて義手や義眼に交換して身体能力を上げる手術が一般的になっていたり、それに伴った犯罪や文化が形成されていたりするため、世界観は複雑で非常に難解です。
特に、この辺りの設定がよくわからないまま始まる序盤のとあるシーンでは、英語ネイティブの配信者ですら「全然わからんｗｗ」と口を揃えて言いだすほど……。
さらに厄介なのが、教科書には載っていないギャングのような言葉遣いが当たり前に飛び交っていることで、教科書英語だけを勉強してきた人ではまるで歯が立ちません。
上で紹介した原神はそれまでのゲームとの間に越えられない壁がある、と書きましたが、このCyberpunkと原神の間にもさらに越えられない壁がありますので、自信がある方のみ挑戦してみてください。
ただしその場合でも最低限NetflixのCyberpunk Edgerunnersは履修しておくことをおすすめします。
ゲームもアニメもめちゃくちゃ面白いです。
まとめ
以上、自分がプレイしたゲームの中で、比較的英語学習者におすすめな物を紹介してみました。
もちろん、この他にも英語学習に適したものはたくさんあるとは思いますが、もしもどのゲームから手を付けていいのかわからなくて困っているという方がいましたら、参考にしていただけると幸いです。
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